この装置はなんでしょう…
2020.08.27
NEWS
茹だるような暑さもあと少しでしょうか。
先週まで涼しさすら感じた札幌ですが、今週は暑さ再来ですね。
ボルボの末神です。
さて、話は変わりますが、たまにはプロダクトマスターっぽいこともやってようかと思いまして!
下の写真は V40 クロスカントリー ですが…
フロントマスクをはがすとこんな感じです。
シルバーのパーツはかなり大型のパーツですが・・・
こちらのパーツは 「コンデンサー」といわれるパーツでエアコンシステムの重要なパーツです。
車の内部にあるコンプレッサー(圧縮装置)にて 「エアコンガス」は 「半液体」の状態で 「コンデンサー」を上から下まで駆け抜けます。
「コンデンサー」を通っている間に徐々に「半液体」から「液体」にかわり、「レシーバー」といわれる不純物を取り除きます。
その後、「エキスパンションバルブ」というところで「液体」から「気化」させて 「エバポレーター」を通過する最中に付近の熱を奪い、冷されて車内に冷たい空気として送り込むわけです!(あぁ、涼しい!)
冷たい風は車内を冷やした後は結露を起こして車外に排出されます。(除湿しているわけです!)車の下からポタポタ垂れている水分はこれなんですねー。
話が逸れてしまいましたが、「エバポレーター」を通過した「気化」したガスは再度「コンプレッサー」に戻り、循環していくわけです!
この話を理解できると…
①「エアコンガス」が足りないと車内が冷えなくなる
②エバポレーター付近にあるエアコンフィルターが古くなり、目詰まりを起こすとカビ臭くなる理由
がわかるわけですね!
今日の雑学でしたー。
ご不明な点がございましたら、末神までどうぞ!
◆◆◆◆◆ お ま け ◆◆◆◆◆
態度が でかい 「 営業時間外エルク君 」